国産天然山葡萄樹皮
2017年初夏、宮城・山形・岩手・秋田県内採取、山葡萄樹皮採取状態のままのものです。撮影時約530g。
籠バッグや小物の制作、乱れ編み等の飾りひごなど用ください。
ご使用方法や作業手順などをご理解いただいている方向けです。
*ヒゴではありませんので、ご自身にてなめしやカットの加工が必要となります。
ひごの加工手順は、下記サイトをご参照ください。
http://hotei-farm.com/kagobag/kakou/#02
*A4サイズの籠バッグを編むには、1〜1.5kg程度(バッグのサイズ、蔓の状態、ヒゴ幅、飾り編みによって必要量が異なります)必要となります。
*自然の物の為、皮にスレ、キズ、ささくれ、汚れ、節、剥げ、曲がり等あり、色合い、肌質、厚み、幅等ばらつきがあります。ご理解の上、お求めください。
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山葡萄の蔓素材は、採取が困難で、加工も難易な素材ゆえに、とても希少で貴重です。
加えて、編み篭の中でも「山葡萄の蔓」は扱いが難しく、高度な技法と根気を要し、且つ、作り手の高齢化に伴い、今、山葡萄の篭バッグは少数の限られた職人さんや作家さんが作る芸術作品として扱われております。
「山葡萄」は自然の蔓樹皮なのなかでもひときわ優秀な樹皮材です。特に国内産、東北産は丈夫で質が高いと言われています。
通常自然界の素材は年数による経年劣化(腐朽、褪色など)はさけることが出来ませんが「山葡萄」の樹皮はこの常識を覆す素材で時を経る毎に光り輝くのです。
自然素材で編み込んだ「山葡萄かごバッグ」は利用するほど色艶などの深い味わいを醸し出し、洋装、和装、そして若い人からご年配の方までもが似合う、お洒落で気品ある(味わいのある)素敵な実用品です。
布袋農園ではそんな山葡萄の保全と山葡萄の蔓の採取~加工、そして篭バッグの技法を伝承する活動をしています。篭編みスター育成の講習会では全国から優秀な作家さんやかご編み技法を学びたい人達が集まり技能を磨いています。現在は未だ製造が追いつかず展示販売できる商品は極めて少数ですが、サイズや形などバリエーションも段々増えてきました。
篭バックの収益は、篭バッグを編む作家さんや職人(篭編みマイスター)は勿論、篭編み技法を伝承している人、山葡萄の蔓を採取する人、山葡萄の蔓を編みひもに加工する人、山葡萄の山を保全する人、山葡萄の苗を育てる人等など、関わる全ての人達でシェアされ、未来につなげます。
篭バッグの材料(山葡萄やアケビ他の蔓)も販売可能です。ご相談ください。